佐吉の倉庫

日記です

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」を観た、というお話

下書きばかりがたまり続け、更新しないまま数か月が経ちました、どうも佐吉です。

 

今回のお話は、タイトル通り

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」を観た、というお話

マーベルドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』公式サイト|ディズニープラス

 

皆さん、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」観ましたか?

僕はようやく観ました。MCUが好きだと言っておきながら

いやね、映画だけ追っててドラマはあんまり観れてなかったんですよ。ムーンナイトは観たけどね

 

そう、ファルコン&ウィンター・ソルジャーって2021年公開のドラマなんですよ

もうそんな前!?という感じでね、びっくりです

こちら、ディズニー+(プラス)独占配信の作品なので簡単には観られないのだけど(マーベルの作品自体途中からだとよくわからない描写が多いから簡単ではないが……)面白かったので、まだ見てないという人はぜひ観てくれ

そしてこのブログを読むな、ネタバレがあるからね

 

というわけで、何から書いたものか……

この作品、普通にめちゃくちゃ面白くないか!?なんで観なかったんだろう、今まで

簡単にあらすじを書くと

 

エンドゲームの後、サム(ファルコン)はスティーブ(キャプテン・アメリカ)から盾を託されるも、盾を持つべきなのは自分ではない、これはスティーブの物だ、として盾を手放してしまう。バッキ―(ウィンター・ソルジャー)は親友が託した想いを受け継がなかったサムに対して思うところがあるようだが……そんな中、フラッグ・スマッシャーズによるテロ行為が激化していく。サムとバッキ―は様々な思いを抱えたまま戦いへ身を投じていく……

 

的な、ね

的なことなんですが

何が言いたいかというと

こういうテーマが好きすぎる!!!!!!!!!!

フェーズ4の作品全体を通して言えることなのだけれど、喪失とどう向き合うか、喪失をどう受け入れるか、それが作品の中心にあるんですよ

ブラックパンサー:ワカンダフォーエバーとかね、あれもめちゃくちゃ好きよ

とにかくこういうテーマの作品が大好きなもので……すいませんね……

 

話は変わりますが、私の好きなアイドルマスターシャイニーカラーズで開催されたシナリオイベント「線たちの12月」こちらもぜひ読んでください

画像

このシナリオが好きだと言ったら友人から人格を否定された記憶がありますが

許せませんね

 

話を元に戻しますが、キャプテン・アメリカという希望の星を失った後の世界で、人々は何を求めるのか。

ティーブの親友であったサムやバッキ―は何を思うのか……

先ほど喪失とどう向き合うか、というテーマが好きという話をしましたが、ここでセットになってくるのが”再生”です

大切なものを失ったとき、前に進むのは難しい。もしかしたらよくない道に進んでしまうこともあるかもしれない。それでも正しく生きるには……?

喪失をどう受け入れ、どう前に進んでいくのか

喪失から再生までの過程がすごく美しいんですよね……わかるな……?

そういう意味では本当にワカンダフォーエバーが好き。この話も今度させてくれ

今日はバキ翼(「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の略称)の話をしよう

 

 

 

 

~以下ネタバレあり(今更ネタバレも何もないが?)~

 

 

 

 

サムやバッキ―がスティーブを失った世界でどう活動していくのか、新たなキャプテン・アメリカとしてサムが立ち上がるまでの過程がしっかり描かれていて、「これがドラマのいいところだよなぁ」と思いました

映画だとどうしても2時間くらいにおさめないといけないじゃないですか。ドラマだと6話あるのでだいたい6時間?じっくり話が描けて良いね……最高……

 

5話で「あいつみたいにリストをつけたら役に立つかもと思って……」というバッキ―の話。物語当初のサムに対してだったら絶対に言えなかったことだよな。サムのことを真に認められたからようやく話せたんだね……となって涙、でしたね……

それに対して「わかるけど、もう……スティーブはいない」「スティーブの気持ちは関係ない。自分が何者かは自分で決めないと」というサムの台詞にまた涙してしまった。

きっと自分にも言い聞かせているんだよな……スティーブがもういない、ということを……およよ……

ここでお互いがようやく過去から前に進むことができたもんだからもうこのシーンが大好きすぎるんですわ

そのあと「チームってわけじゃないからな」「あくまで仕事上の……パートナー」「同僚だ」とか言って軽口言い合うのもよ、洋画~~!!!という感じがして最高。コペルニクスもにっこりだろ

 

想いを受け継いで進むのか、自分なりのやり方で前に進むのか

進み方はそれぞれでも必ず再生があるのがいいよね……

 

また、物語の中でその真逆の存在が描かれているのもいいんですわ……

今回でいうと、ジョン・ウォーカーだ(カーリもサムのあるかもしれなかった姿という意味ではそうだし、イザイアもそうなのかな)

しかし私が今回特に話したいのはそう!ジョン・ウォーカーですよ、

ね!!!!!!!!!!

 

 

ジョン・ウォーカーは、サムが盾を手放した後に2代目キャプテン・アメリカとして選ばれ、彼も信じる正義のために戦いに身を投じていくのだが……

いいよね……大きすぎる存在の跡を継ぐことによる重圧と、それでも選ばれたからにはやるんだというプライドがギリギリのところで支えになっているキャラ……

気丈にふるまってはいるが実のところ1本の支えが頼りで、それが崩れてしまったら折れてしまう、そんなキャラが……癖ですね……

 

実際彼は重圧に苦しむ中、親友の死によって壊れてしまいます

そらそうだよね。ジョンは別に超人血清を打っていない腕っぷしの強い普通の人なんだもの(勲章もらったりしてるし実績はあるのだが)

それなのにキャプテン・アメリカに任命され、結果は出せていない。フラッグ・スマッシャーズの超人兵士には当然勝てず、超人血清を打っていないドーラ・ミラージュにも負けてしまう(いやこいつらは血清なくても強いが???)

そんな中いつも「大丈夫か」と声をかけて隣にいてくれた親友のレマーがカーリに殺されてしまう……そりゃ、ああなるわな……

キャプテンの盾で人を殺めるシーン、正直怖いよ……

 

そこからはキャプテン・アメリカの任を降ろされて、階級もはく奪されることになるが、復讐を遂げるためカーリと戦うことに……そして最終話へ……

 

最終話のジョン・ウォーカーよかったよな~!!!!!

復讐のためにカーリと戦い、追い詰めたけど人命救助を優先する

「これこれこれ!!!!!!!!!」

となってしまった……さすがに……

あそこでジョンの表情を映すカットがあるのもさすが……なんだよな……

自分の復讐か、キャプテン・アメリカだったものとして救うべきものを救うのか

あそこで人命救助の道に進めたのだから、悪い奴じゃないんだよな、ジョンも

 

一気にジョン・ウォーカーのことが好きになってしまった

まさか一つの作品内で初登場して喪失と挫折、そこからの再生が描かれると思っていなかったので……

 

と、いうわけで

喪失と再生が描かれた「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」、非常に面白かったです

何もまとまっていないが、面白かったんだろうなこいつ……ということが伝わればオールオッケー

キャプテン・アメリカの次回作も楽しみです

ニュー・ワールド・オーダー」から「ブレイブ・ニュー・ワールド」になったんだっけ?全然わからんが……